テラヘルツからギガヘルツへ——0.3 THz は 300 GHz
この換算がしていること
1000 を掛ける換算で、テラヘルツの値をレーダーや通信の資料が使うギガヘルツに直します。0.3 THz は 300 GHz です。分光の文献と機器のデータシートでは、同じ周波数がこの 2 つの単位で書かれるので、行き来できることが資料を読む前提になります。
2 つの名前を持つ同じ値
ギガヘルツは無線機器の世界で広く使われ、テラヘルツはその上端のさらに先にあります。0.3 THz という値は両者の境目に近く、無線の延長として見れば高い端、光学から見れば低い端になります。同じ値が 2 つの名前を持つことで、分野をまたぐときに混乱が起きやすくなります。
テラヘルツからギガヘルツへの換算表
0.3 THz をはさんだ前後の値を両方の単位で並べ、移り変わりを一覧にしました。
| テラヘルツ (THz) | ギガヘルツ (GHz) |
|---|---|
| 1 | 1000 |
| 2 | 2000 |
| 10 | 10000 |
| 100 | 100000 |
| 300 | 300000 |
| 1000 | 1000000 |
桁が増えても値は変わらない
1 テラヘルツは 1000 ギガヘルツなので、テラヘルツで書かれる値はギガヘルツにすると 3 桁増えます。0.3 が 300 になるのはそのためで、桁が増えたからといって値が大きくなったわけではありません。表記が変わっただけだという点を取り違えないことが大切です。
小数点を右へ 3 桁
テラヘルツからギガヘルツへは小数点を右へ 3 桁動かします。0.3 THz は 300 GHz、2 THz は 2000 GHz です。0 で始まる値ほど、動かしたあとの桁を確かめてください。
よくある質問
0.3 THz は何 GHz ですか?
300 GHz です。テラヘルツからギガヘルツへは 1000 倍なので、小数点を右へ 3 桁動かします。レーダーのデータシートが 300 GHz と書く値を、分光の文献は 0.3 THz と書きます。
テラヘルツとギガヘルツを混ぜて読むと危険ですか?
危険というほどではありませんが、取り違えると 1000 倍のずれになります。同じ資料の中で単位が切り替わるときは、どちらの単位で書かれているかを毎回確かめるのが安全です。
2 THz は何ギガヘルツですか?
2000 GHz です。1000 倍の計算は、整数部に 0 を 3 つ足すのと同じです。桁区切りを入れて 2,000 GHz と書けば、読むときの数え間違いも減ります。
ギガヘルツの値からテラヘルツへ戻せますか?
戻せます。1000 で割る、つまり小数点を左へ 3 桁動かすだけです。10 の冪の掛け算なので、往復しても元の値からずれません。
同じ帯域が 2 通りの名前を持つのはなぜですか?
扱う技術が違うためです。無線の道具ではギガヘルツ、光学に近い道具ではテラヘルツが自然な単位になり、同じ周波数が分野ごとに別の名前で呼ばれます。